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ロシアから届いたメッセージ

2017.04.16.09:05

ルルですよ。
ぼくの病気がわかってから、父ちゃんがFacebookでぼくの犬種だけのコミュニティに、ぼくの病気のことを書いたです。
ぼくの犬種であるウエスティに関することなら何でも書いて良い、ウエスティによるウエスティのためのコミュニティです。
そしたら、病気や困りごとについての話に特化したウエスティのコミュニティを紹介されたですよ。
コミュニティの母体がイギリス(ヨーロッパ)ですから、サヌキ(専門化)してるですね。

そこで親身になって色々と教えてくれたのが、ロシアのЛюдмилаさんです。
「リュドミラ」と読むみたいですよ。
リュドミラさんは、ぼくと似たような検査の数値が出て病気が分かったオスのウエスティを飼っていたです。
アーチーさんというです。
そのアーチーさんは、尿毒症の状態で4年間生きて、亡くなったばかりだったそうです。

(在りし日のアーチーさん)
(さすがロシア!凄い雪!)


(犬のしつけの本をビリビリに破いて拒絶したアーチーさん)
(犬としてたいへん気高い行いです!)


リュドミラさんは、ぼくのことを心配して毎日のようにメッセージをくださっているです。
アーチーさんを見送った直後だったですから、同じ病気のぼくを助けたいと思ったのだと考えられるです。

そのリュドミラさんから長い長いメッセージが届いたですよ。


アメリカの犬は、極端に言うと飼い主と一緒にプールで泳げなくなったら安楽死させられています。
最高レベルの健康状態を維持していないと、QOL(quality of life 生活の質)が低いと看做され、生きている価値が無いと判断されてしまうから。
亡くなったアーチーがアメリカの犬だったら、きっとすぐに安楽死させられ、病気が分かってから4年も生きられなかったでしょう。
ルルもアメリカ人に飼われていたら、今頃命は無かっただろうと思います。

でも、これは文化と考え方の違いですね。
アメリカ人から見ると、病気で毎日点滴して、美味しくない療養食を食べさせられ、カートに乗って散歩することの方が耐え難い仕打ちに見えるのでしょう。
Facebookのコミュニティでは、お互いの違いを認め、個人の自由な意思を尊重しているから書けないけれど、アーチーやルルがアメリカに住んでなくて良かったと個人的に思います。

以前、アメリカ人だけのコミュニティが独立したことがあるのですが、アメリカの人たちは、他の地域の人たちと感覚が違いすぎるのです。
興味があればアメリカのコミュニティを見てみると良いですが、私は涙無しには見られません。
アメリカでは、まだまだ生きられる可能性のある犬たちが安楽死させられているのです。

体が弱っても、アーチーはカートに乗って散歩を楽しんだし、部屋の中で家族に囲まれて楽しく暮らしていました。
それをQOLが低いと言う多くのアメリカ人の感覚は、私とは違いすぎて理解できません。
文化の違いだから、彼らを責めはしないけど、私にはロシアや日本のペットのほうが幸せに見えます。
ルルの最近の桜の写真も、素敵なカートに乗って、とても幸せそうに見えます!
ルルのQOLが低いなんて、私は思いませんよ!
どうか諦めずに頑張ってください。



リュドミラさん、ありがとうです!
ぼく、ロシアという国のことをちっとも知りませんでしたが、病気のおかげでロシアに知り合いが出来たです。
これだから地球は面白いですよ!

それにしても、アメリカでペットが生きていくのは、想像以上に大変ですね。
ぼくちっとも知らなかったです。
ペットとしての理想の姿から外れてしまったら生きていられなくなるなんて、とても厳しいです。
「愛してるよ」と言われながら眠らされてそのまま心臓が止まるです。
もしかしたら、獣医さんに丸投げかもしれないです。
騙されて病院に連れて行かれて、そのまま永遠にお家に帰れないですね。
ぼくそれは嫌です。

アメリカ人は陽気で明るい性格というイメージですが、陽気で明るくあり続けなければならないのかもしれないです。
少しでもペットが苦しまずに、不便な思いをすることなく健康な状態に近いまま、楽に死なせてあげるというのが、アメリカ人の考える正義なのかもしれないですね。

数年前、父ちゃんはアメリカの会社に行けと言われたことがあったですが、もしその時父ちゃんが移住を決めていたら、ぼくを治療してくれる動物病院が無くて(あっても莫大な費用がかかって)今頃ぼくは死んでいたかもしれないですね。

犠牲を厭わないことで国を発展させてきたのかもしれないです。
犠牲の上に成り立っているアメリカは闇が深そうですよ。

だけどぼく、映画やドラマを見て、アメリカにはモノ好きな慈善家が多いイメージがあるです。
チャリティー活動も大好きで、助け合いとか活発な市民活動があるイメージです。
でも、たぶん、そうでもしないと社会システムで救えない存在があり過ぎるのかもしれないですね。

ぼくはアメリカでは真っ先に淘汰される存在ですが、日本ではこうして看病してもらえるです。
ロシアでもリュドミラさんによると、ヒト用の薬を使ってでも、救える命は必ず救うということです。
ロシアには獣医さんが少ないから、ヒト用の薬を使って、飼い主さん自ら点滴をすることが多いそうです。

アメリカでは強さこそが正義ですから、ぼくのように弱ってしまったペットは生きていても仕方の無い可哀想な存在なのですね。

最初の頃、父ちゃんの書き込みに対してアメリカ人からコメントが付いたそうです。
それは「何故生かしておくのか、可哀想だ」というものだったです。
それでアメリカ相手に世界戦争が起きて(父ちゃんは蚊帳の外になり)Facebookのコミュニティが一時的に荒れたです。
以前からアメリカ人だけが独立しているのは、こういう考え方の相違があるからですね。
(アメリカ人らしくないアメリカ人は残ってるそうです。)

だけどぼく、ちょっとぐらいの不都合と共存してもいいと思うです。
病気で末期状態ですが、毎日好きなように過ごしてそれなりに楽しいです。


不都合を切り捨てるのも強さかもしれないですが、不都合を呑み込むのも強さだと思うです。
ぼくまだ切り捨てられたくないですから、アメリカに住んでなくて良かったなあと思うです。

リュドミラさんと知り合って、ぼくはロシアの肝っ玉母ちゃんが世界最強かもしれないと思ったですよ。

(こちらの画像のロシアの奥さんはリュドミラさんとは無関係です!)


ではまたね!

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プロフィール

あやにゃん

Author:あやにゃん
成人期 4 賢者
バブちゃん(夫)
成人期 3 王
ルル(光の犬)のこと書きます。たまにルルも原稿を執筆します。

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