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昨日の続き

2017.02.04.08:57

昨日は、なんとなく美談風味なまとめ方をしてしまった。
これで終わりにしたら面白くないし安っぽい美談は気持ち悪いので
ぼんやりとした記憶を頼りに、足りない頭で考えてみます。


偶々、アニメ「銀魂」で、地下都市で強制労働させられ、太陽の無い世界で生きる希望を失っている娘さんたちを見る。
それが呼び水となり、窓の無い部屋に軟禁された若い頃の自分を思い出す。
事の顛末は昨日の記事の通り。

アニメでは、娘さんたちは周りの助けもあって自由の身となり、
生きる気力と希望を取り戻し、
それぞれの意思で自らの道を歩いて行くところで終わり。
私も友人とバブの助けを得て自由の身となりました。

現実とアニメに似た部分があったので思い出したんです。


しかし私、友人とバブに救助されてもなお、
「悪いのは私。母に怒られる(怒られたくない)」
と本気で思い込んでいました。
今思うと異常だとわかります。


私は母の奴隷子(搾取子)として育てられ、
母の顔色を伺って生きることが当たり前になっていたので、
自分の本心が分かりませんでした。
洋服さえも、自分で選んだことは一度も無かったし、
髪を切るのも、母の行きつけの美容室で
母の注文通りに切り揃えるだけでした。

でも、自分の本当の気持ちはどこかにあるのです。
本当の気持ちと違うことを考えたりやったりしていたから
ウツ病になって拗れに拗れたのでしょう。

それでも私は、母を喜ばせることを義務のように思っていたので
ウツ病になってしまって、死んでお詫びするしか無いと思ってました。

常軌を逸しています。
それは周りの人や友人やバブにもはっきりと見えたのでしょう。


就職して一年経った頃、職場の上司がそれとなく
職場の寮に入るよう勧めてくれました。
「緊急時にすぐ対応して欲しいから」と言われたのですが、
それは今思うと、母から少しでも離れて暮らす絶好の口実でした。
なるべく母がいる家に帰りたくないので、
無意識のうちに仕事をたくさん入れていたのです。

寮生活と言ってもワンルームマンションと同じですが、
外部の人間は一切立ち入り禁止です。
ようやく母の顔色を伺って生きなくても良くなりました。

私は徐々に、自分の本当の気持ちを探し始めました。
初めて海外旅行にも行きました。
中古の軽自動車を買って、自分で出かけることを覚えました。
友達をいちいち母に紹介しなくても良くなりました。
悪い人にダマされても、何かで失敗しても、
それらは全て自分のせいだと分かりました。
それまでは全て母の言う通りにしていたから、
失敗しても全て母のせいにしていたのです。

その頃、職場の同僚を介してバブと会っていたのだと思います。
バブは私を見て言いました。
「普通の人が大学卒業するまでに済ませていることを何もしていない」

自分で考えて行動し、その結果に責任を持つとか、
自分の本心や好きなこと嫌いなことが分かってるとか、
そんなことを言っていたのだろうと思います。

しかし当時は何のことか全く分からなかったので、
何でもよく知ってそうなバブが賢そうに見えました。
それで何となく付き合ってみたのだろうと思います。


仕事を口実にして母との接触が少しずつ減り、
私の本当の気持ちが少しずつ大きくなってきました。

たまに母に会うと、とても苦しくなりました。
母も自分の奴隷が自由民の如く振る舞うのが容認出来なかったと思います。

私が自分で獲得したものはことごとく奪われました。
初めて古着屋で自分で選んで買ったレザーのロングコートは
母の「アタシ、これ着るわ!」の一言で取り上げられました。
最初から私に拒否権はありませんでした。


母に会うと、私はすぐに元通りの奴隷になってしまうのです。
生まれてから20年以上、毎日ずっとそんな生活をしていたので
母の言うことは絶対服従になっていました。

母はバブが気に入らないと言い、
勝手にあちこち出かけるのも気に入らないようでした。
しかし、母は何よりも世間体第一なので、
周りの人が私の海外旅行の話を面白がっているのを知ると
すぐに掌を返し、賞賛し始める有様。
そしてそれは、娘を育てた私の手柄だと吹聴しました。

あらゆることがそんな調子で疲れ果て、
何が直接のきっかけか全く覚えていませんが、
昨日の記事のような状態になってしまったのでした。


しかし、ここまでにならないと、
私は自分と母が異常だと分からなかったのです。

私のわからなさに原因があったのです。

母に反抗して痛めつけられて苦しくなるよりも、
自分の本心をわからなくして、言いなりになって
考えることも責任を取ることも放棄して支配に甘んじ、
母と対決するのが怖くて逃げてました。

それをやめるよう私を説得し、
本心を引き出そうと頑張ってくれたのが
昨日の記事の友人とバブ、
私と似たような状態だった友人たちです。
(前世孟浩然とモリアーティ教授w)

またタイミング良く、母と離れるよう上司が働きかけてくれました。
私一人では対処できない場合でも、支援がありました。
本当に、すべての出来事に感謝です。

もちろん、こういうことを分かるためには母との関係が必要でした。
だから母のことも今は恨んでません。
(だからといって会いたいとも思いませんが)


アニメ「銀魂」の吉原炎上篇がきっかけで
こんなことを思い出すのだから、
目に映るすべてのことはメッセージなんですね。

奴隷の逃亡と反乱を描いたドラマ「スパルタカス」を見ても思い出せなかったのは、
生きる気力を失っていた私と、生きる意欲に溢れるスパルタカスが重ならなかったからでしょう。

だから今度は、生きる屍のような遊女たちという
当時の私に近いものを見せられたのだと思います。

ハイアーセルフだかガイドだか分かりませんが
「いい加減気づけよ!」と配慮してくれたのでしょう。

似たような境遇で苦しんだ経験のある方にとって、
何かの参考になるかもしれないので書きました。
まとまりが無いですが、忘れる前に書けてよかったです。

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あやにゃん

Author:あやにゃん
成人期 4 賢者
バブちゃん(夫)
成人期 3 王
ルル(光の犬)のこと書きます。たまにルルも原稿を執筆します。

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