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単なる愚痴から卒業

2016.07.12.20:05

ちょっと前、太極拳教室に60代後半ほどの女性、Mさんが入ってきました。
いつも自分語りをする人で、よほどお喋り好きなおばさんなんだなー程度に思ってました。

今日は会話の流れで家の話になりました。
どうも、愚痴のような。。

Mさんは8年ほど前にご主人を亡くしてから一人暮らしをしてましたが、3年ほど前から娘一家が転がり込んで来ることになり、家をリフォーム。玄関とお風呂は共同の、二世帯風味の暮らしをしているそうです。

ご近所さんからは「娘さんと一緒なんて、いいわねえ!」と、すこぶる羨ましがられているそうですが、本人は浮かない顔。

「ぜっっったい、一人暮らしがいい!」
「マンションで一人暮らししてる人が心底羨ましい!」
「子供なんかと一緒に暮らすもんじゃないわ!」
「誰しも最期は一人だし、一人が気楽だわ」

Mさんはお喋り好きで賑やかな、はっきり言って少しうるさいぐらいよく喋るおばさんなので、娘や孫とも賑やかに(騒がしく)それなりに楽しく暮らしてるように感じたので、一人で静かに暮らしたい願望があることを意外に思いました。

人は見た目通りではありませんね。

そこでもう少し詳しく聞いてみると(聞かなくても勝手に喋るw)なんか、部屋が分かれてようが台所が別だろうが、一人になれる時間が無いのがたまらなくストレスなのだそう。
それで、あっちこっちの習い事に顔を出して、なるべく家を出ることにしているそう。

別に、娘や娘婿、孫たちとの関係が悪いわけではない。
でも、ストレス。

とにかく「聞いて欲しくてたまらない!」という雰囲気だったので、途中で口を挟まずMさんの言い分を聞いて、所々で確認のための質問をしました。

すると、

「静かに一人で暮らしたい」という自分の本心よりも、「娘夫婦が住宅費を払わなくて良いように」という親心を優先させてしまい、自分を追い詰めてしまった。
周りの友達やご近所さんから、娘と一緒に暮らすことを羨ましがられ、ちょっと気分が良かった。

ということに自分で気がつきました。

でも、いざ娘一家と暮らし始めると。身の回りのことが自分で出来るのだし、娘一家も住宅費の負担はあっただろうがそれなりに生活出来ていたのに、主人の遺産を注ぎ込んで家をリフォームしなくても良かったー!と大後悔。

老後の選択ミスはダメージが大きいですわね。

あまり考えないおばさん連中の趣味のサークルなら、「あら、あなたそれは贅沢な悩みだわ、ウチなんかもっと…」と不幸自慢大会になりますわね、多分。

ところがここは私と似波長の先生と生徒が揃っている太極拳教室なので、そうはなりません。
Mさんもちょっと不思議そうな顔をしました。「あら、ここは他の教室と雰囲気が違うわね?」と、顔に書いてある。

あんなにお喋りだったMさんが黙りましたw
多分、初めての状況にどう対処すべきか分からなくなったのでしょう。

せっかく本心を言語化できたので、心がラクになる方法を話しました。

頭の中を整理して、自分の本心は何だろう?と自分に問いかけて、本心を自覚しつつ生活してみるように実践している、ということを紹介しました。

ここでは「やってみなさい」とは言いませんでした。「私はこうしてラクになってるんですよ」と体験を話すだけ。

年嵩の女性なので、息子の嫁さんほどの年齢の、まだよく知らない私から「指導」なんかされたくないだろうと思ったので。
それに、この3年間「娘一家」がMさんのストレスなので、娘世代の年齢の人と話すこともストレスになっているかもしれません。
3年間毎日積み重なっていると、相当だろうと思いました。
Mさんの気持ちが少しでも軽くなって帰って行けたらなーと思いました。

整理しながら聞き出すと、きちんと言語化出来る人だと分かったので、単なる愚痴で終わらずもう一歩先へ、Mさんは行けそうな感触です。
とりあえずモヤモヤが言語化出来ただけでも良かった。

頭は心を助けてくれますね。


【オマケの拾い物画像】
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Author:あやにゃん
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成人期 3 王
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