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これもぐれんかな。

2016.06.28.10:06

太極拳教室で知り合って10年になる友人Tがいます。
でも、Tと個別に友人になったのは、ほんの2カ月前です。
それまでは同じ教室の顔見知りの生徒という程度でした。

Tは私より10歳年上、現在50歳。
20歳(大学3年)と18歳(高校3年)の娘さんたちと暮らしていて、ご主人は関東で単身赴任中。


今から6~7年前。

Tの娘さんが中学生の頃、子宮頸癌ワクチンを受けさせろと学校から通知が来たことがありました。
その時、Tは私が元看護師だと知っているので、子宮頸癌ワクチンを娘に受けさせるべきか私に相談してきました。

私は強く反対しました。
ワクチンの効果や副作用について十分な検証がなされておらず、未発達の子供に安易に受けさせるべきではない。
それよりも、不特定多数と安易にセックスしないよう教育し、セックスするときは清潔にして感染症を予防するよう気をつけることを教えておく方が良いとアドバイスしました。

また、Tには言いませんでしたが、S学会のおばちゃん連中が組織的に子宮頸癌ワクチンをやたらと推奨していたことも気になっていました。
また、あの頃はインフルエンザワクチンについてもやたらと推奨されており、ワクチンというものに何か良からぬ陰謀の臭いがして、私は警戒心を強めていました。

そのときTは「へえ、そうか」と言って帰って行き、それからはワクチンのことなど話題にしてきませんでした。

その後、太極拳教室でTに会ったとき、(娘さんのワクチン接種はどうなったかな?)と、私は気にしていたのですが、Tは何も言って来ないし、こっちから聞く必要も無いから放っておきました。

そして、私はそのことをすっかり忘れました。


それからしばらく後、子宮頸癌ワクチンの重篤な副作用に苦しむ少女たちのことがニュースになり、Tが言いました。

どうしよう!娘たちにワクチン接種をさせてしまった!
本人は嫌がってたし、あやにゃんも反対してたのに!

私は(それみろ、だから反対したのに!)とは思わず、(ありゃりゃ…)と思って聞いていました。

Tは私に相談した後で、ママ友たちが全員「子供に子宮頸癌ワクチンを受けさせる」という話を聞いたのです。
そこでTは
「知り合いの元看護師さんが『子宮頸癌ワクチンは良くない』と言ってた」
と話しました。
すると、ママ友たちに反論されました。

「その元看護師がおかしい」
「自分たちより年下の、子供も居ない看護師なんて信用できない」
「今現役のお医者さんや看護師さんの方が信用出来るし、彼らはワクチンしろと言ってる」

それを聞いたTは不安になってしまいました。
そして、当時中学生だった娘さんたち本人が「そんなワケの分からないワクチンなんて嫌だ」と言っていたにも関わらず、

・みんなと同じことは良いことだ
・ウチだけワクチンを受けないなんておかしい
・お母さんを安心させて欲しい
・もし病気になったらどうするの

と感情的になり、ワクチン接種させてしまったのでした。

そして、一旦は安心したはずなのに、重篤な副作用のニュースを聞いてパニックを起こしたのでした。
もちろんママ友たちも全員パニックになっていたそうです。

そこでまた、現役で医療現場に居ない、子供を生み育てたこともない、自分より年下で信用できない元看護師の私に泣きついてきたというわけです。

きちんと考えてアドバイスしてくれたあやにゃんのことを、周りに言われるまま胡散臭い目で見てしまった、とも謝られました。

Tが私を胡散臭いヤツだと思っていたなんて、ちっとも知らなかった。。
まあ、Tが私をどう思っていようとも、それはTの自由だし、どうでもいいんだけど。

Tとはそういう人です。
「無の人」ですね。

泣きついて来られようが、やっちまったものはどうしようも無いのだから、これからはよく考えて行動しろ、とりあえず娘さんたちに副作用の兆候が出たらすぐ病院に行け、としか言えませんでした。


そのTが、最近20歳の娘のことやTの義母のことで私にいろいろ相談してきます。
娘たちが大きくなって、ママ友と縁が切れたんだろうと思います。

私はママ友とは違いますので、思ったことはかなりズバズバ言います。
それでもいいかと聞くと、Tはそれが良いと言う。
私が言葉を濁さないのは、真摯な姿勢の表れだということが分かったと言う。

じっくり二人だけで話したいからだと思うのですが、Tは博物館や絵の展覧会に誘ってくれます。
見ながら私がボソボソと意見や感想を述べることに耳を傾けています。
たまに「待って、今あやにゃんが言ったことメモする!」とか言ってゴソゴソやり始めたりします。
鑑賞の後はランチやお茶にしますが、そのときはTの話を聞いています。

私は、まずTの言い分を傾聴します。
そして、【Tの本心】と、【周りからの影響や常識、見栄など】を切り離して考えられるよう思考の整序を手伝います。
私自身の訓練にもなるし、面白いです。

『Tの希望や価値観と、娘さんの希望や価値観は違う』
という当たり前のことすら、ミの次元で理解出来ていなかったのでかなり重症です。

それでもTは、自分で変わろうとしています。
世間体や常識などというガチガチの繭を破って羽化するとき、Tがどんな姿になるのか、楽しみです。

自分の心が不自由であることにようやく気付いたTは、必死で変わろうともがいています。
これもぐれんかもしれません。

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あやにゃん

Author:あやにゃん
成人期 4 賢者
バブちゃん(夫)
成人期 3 王
ルル(光の犬)のこと書きます。たまにルルも原稿を執筆します。

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