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家出幼女

2016.06.03.10:18

私が幼稚園児の時の話。

母親はまだ自分が遊びたい盛りだが、私と弟が居るため、毎日意のままにならず、ストレスを抱えていた。
ちょっとしたことで怒りを爆発させ、殴る蹴るの暴行は無かったものの、言葉による暴力は日常茶飯事だったと思う。

ある日、母はまた怒りを爆発させ、小さな私に向かって「出て行け!」と怒鳴った。
それを聞いた私は泣くとか謝るなどといったことを一切せず、幼稚園のカバンに着替えやお気に入りの本を詰め込み、黙って玄関から出て行ったそうだ。子供だから遠くへは行けないうちに連れ戻されたようだ。

この話を後年、人づてに聞いた。

出て行けとか行くなとか、怒りの基準が曖昧とか、全てにおいて一貫性の無い母にはウンザリしていた。

「家は帰るところではない」
「母からはいずれ逃げる必要がある」

という認識は、幼稚園の頃にはハッキリあったと思う。

それにしても、幼稚園のカバンに本や着替えを詰め込んで一人で歩いている幼女が居たら、現代ではちょっと怖いことになっていたかもしれない。
昭和50年代は、まだ長閑で平和なご近所さんによる、子供を見守る空気があったんだなあ。

私は良い時代に生まれたのかもしれない。それは、素直に感謝する。


北海道の行方不明になってた男の子が無事に保護されて良かった! (この行方不明事件に関連して私の家出未遂を思い出した。)
これからも、男の子が逞しく生きることが出来ますように。置き去りにした父親が心を入れ替えますように。
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あやにゃん

Author:あやにゃん
成人期 4 賢者
バブちゃん(夫)
成人期 3 王
ルル(光の犬)のこと書きます。たまにルルも原稿を執筆します。

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