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李白と縁があった前世④

2016.04.19.18:57

〈ヘミシンクで探索〉
酔っ払った李白に連れられて歩くと、筋斗雲?に乗った老人(孟浩然)が現れた。これは雲のように見えるが風だと言う。
6畳敷きほどの雲のような風に乗り、ふわふわとしたソファに座ると、最初に孟浩然が口を開いた。

何が知りたいのかね?
あなたは何者なのですか。
元は孟浩然と呼ばれておった。
いまは違うんですか?
もう忘れそうじゃ。
李白さんはどうですか?

コミュ障の私が変性意識になると、普段にも増して間抜けなことしか言えなくなってしまう。でもこの時はこれしか思いつかなかった。
李白はかなり酔いが回っているらしく、赤い顔をして目がトロンとしている。彼は私をじろじろ見て、口に出していないと思っているようだったが、声に出してブツブツと、私の容姿についてかなり失礼なことを口走っている。

李白が言うことは事実だが…これが私の前世? 単なるセクハラ爺じゃないか。なんか嫌になってきた。
孟浩然は、李白に悪気は無いから許してやってくれと言う。

このとき私は体脱がいつも溺れて苦しい感覚で強制終了することと、子どもの頃から水が怖い理由を、李白の伝説の死因と関連付けていた。

李白さん、酔って水に映る月を取ろうとして川に落ちて亡くなったという伝説は本当ですか?
ああ、むろん本当だとも。あれには参ったね。
へえ!
いや、嘘じゃよ。全く、脚色するのが巧いな。

孟浩然はまたしても、李白に悪気は無いから許してやってくれと言う。李白はこの伝説を気に入っている上、元々何もかも大袈裟に言う癖があるようだ。一般的に中国人はそういうところがあるが、李白は詩人だけによりその傾向が強く、思い込みを事実と誤認するまでに強く信じる、想像力豊かな人なのだと思った。

実際はどうだったんですか。
酒で肝臓をやられたか、病になったか、よくわからんうちに死んでた。
そうですか…(´-ω-`)

私の水恐怖症と、溺れる場面で体脱が強制終了する原因を李白の死因に求めてみたが、全く無関係のようだ。
そう思っている間にも、李白は話を続けている。酔うと機嫌良く饒舌になるタイプのようで、死んだことにもまるで無頓着な様子だ。孟浩然もニコニコ微笑んで、まるで幼い息子の話を聞いてやっているかのように、李白の話を聴いている。

どうやらこの2人はかなりフリーダムな性格のようで、型にはまったお役所仕事や結婚生活が苦手なようだった。一か所に定住するのも窮屈に感じるタイプらしい。
雲のように見える風で出来た乗り物は、まさにこの詩人たちに相応しいと思った。
そして、私もこの2人の老人の話を心地よく聴いていた。

(続きます)
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あやにゃん

Author:あやにゃん
成人期 4 賢者
バブちゃん(夫)
成人期 3 王
ルル(光の犬)のこと書きます。たまにルルも原稿を執筆します。

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