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バブの報復

2019.04.15.07:33

何年か前に、バブは一年半ほど工場に飛ばされたことがあります。
そこではバブの強みである「頭脳」を一切使わせてもらえず、バブの弱点である「肉体」のみを使用する仕事をあてがわれました。
バブが音を上げて会社を辞めるよう仕組まれた陰謀に巻き込まれたためです。
途中で何度か音を上げそうになったバブでしたが、生身のルルちゃんが励まし続けていたおかげで、バブはまた頭脳労働に戻ることが出来ました。

その陰謀に加担した一味に対し、バブは個別に少しずつ時間をかけて報復してきました。
そいつらが最も苦手とすることや弱点を調査し、最小の労力で最大のダメージを与えることができるよう、罠を仕掛けて待っていました。

バブは、本人が自らの意思でバブの罠に掛かるよう、バブの罠だと気付かれないよう逃げ道を一つだけ残しておく、追い込み漁を最も得意としています。
細工が出来たらあとは待つだけです。

以前の問題集で私は「王魂は敵の逃げ道を全て塞ぐ」と書き、ifさんに「それは違う」と書かれました。
後でバブに確認してみてもifさんと同じことを言いました。
逃げ道を全て塞ぐなど有り得ず、行って欲しい場所だけ自然に見えるようにしておいて、そこへ入り込むのをひたすら待つことが出来るのだそうです。
年単位で準備と根回しをしているので、誰も罠に気付かないんだとか。

そういう風にしてバブから報復された一味は、僻地勤務になったりオーバーワークになったりで、既に半数は音を上げて辞めて行きました。
バブが煮え湯を飲まされた期間と同じ一年半は、全員にきっちり煮え湯を飲んでもらうつもりでいたのに、なんだか拍子抜けです。

しかし、かつてバブを追い出そうとした首謀者はまだ頑張っていました。
あと二か月で一年半になるらしい。
ところが、首謀者はウツになって休んだとか……
そこでバブ、かつてのウツ病患者の私に相談してきました。

ウツ病って、どうやったらなるん?

そこで、ウツ病になりやすい土台の性格があるらしいことを解説しました。
あとはちょっとオーバーワークにして慢性的な睡眠不足と不規則な生活にして、上下から期待と失敗すると後が無いという圧力をかけてやれば、勝手にウツになると教えました。
私の体験談を話しただけです。

バブは同僚のメンタルヘルスに気をつけるための参考にするようです。


さて、上記の陰謀とは別件で、先日バブは報復しました。
これは珍しく、他人のための報復です。
バブは義憤に駆られたようです。

バブの初めての部下、M君のことです。
M君は高卒で、18歳でバブの部下になりました。
実はこれも陰謀の一部でした。
敢えて戦力になりそうもない部下をあてがうことで、バブの仕事の効率を下げる目的でした。

最初はバブも愚痴ってました。
高卒なんて使い物にならない!と。
当時のバブは学歴で人を差別していたのです。
このことで私とバブは言い争ったことがあります。

結局バブが折れ、というか、高卒のM君しか部下が居ないから仕方なく、バブはM君を教育することにしました。
すると、確かに学力は低いものの、それは知識が無いだけで、どの新人も大差無いことが分かってきました。
むしろ、M君の方が大卒者より4歳若いのもあり、素直で可愛げがあり、バブを親のように慕ってきたのでした。
なんと、M君の両親とバブは同じ年だったのでした。

最初、M君はまるで使い物になりませんでした。
しかし、飲み会に参加させられそうになっても、M君は未成年なので、バブはM君を保護するために飲み会を堂々と拒否出来るようになりました。
それをバブは(便利かもしれん)と思いました。
ところがM君は(バブさんが守ってくれた)と勘違いしてますますバブに懐いたのです。
それでバブも何となくM君を可愛がるようになりました。

また、大学卒の新人たちは、影で上司の学歴をバカにして見下していたり、変にプライドが高くて「こんな仕事、ぼくのポリシーに反するんで」とか屁理屈をこねてサボったりしていました。
その間にも、M君は真摯に仕事を頑張っていました。
数年もすると、M君はバブと対等に話せる数少ない人材に成長し、バブも学歴を根拠にした差別をしなくなりました。

ところが、M君のことを高卒だからとみんなの前でバカにして見下す発言をする輩が現れました。
M君と同じ歳の大卒者です。
社会人としてのキャリアはM君の方があるので、たとえ同じ歳でもM君が先輩です。
しかしM君は言い返したりせず、困ったように笑っているだけでした。

そいつは大学時代に半年ほどカナダに留学していたことを自慢にしていました。
そいつを「カナダ」と呼ぶことにしましょう。

ある日、新人歓迎会が企画されました。
カナダとM君も参加することが分かりました。
そこにインドネシア人数名も来ると聞いたバブも参加表明。
インドネシア人とバブはテレビ会議でよく話している仲です。

さて、酒が入っていい気分になったカナダは、学歴自慢と留学自慢を始めました。
周りも(またか……)とウンザリした顔です。
そこでバブはインドネシア人をぞろぞろ引き連れてカナダを取り囲みました。
バブが連れてきたインドネシア人は英語とインドネシア語しか通じません。

「さあカナダ君、得意の英語を教えてくれるかな?」
「ぼく留学したこと無いから、英語苦手なんよね」


ところがカナダ、顔を引きつらせて黙り込んでしまいました。

「あれ?さっきまでの勢いはどうしたの?」
「そんなに緊張せんでもええんやで?これから一緒に仕事する仲間なんやから、みんなで仲良くしようやw」


バブとインドネシア人たちはカナダをいじり倒し、公開処刑が執行されました。

帰宅後のバブは言いました。
M君を高卒だからってバカにした罰じゃ。

M君よりも高学歴で頭脳が良い人はいくらでもいる。
でも、M君ほど素直で根性のあるヤツは居ない。


数年前の陰謀で、バブとM君は引き離されてしまいました。
もちろん想定していたことです。
だからM君がバブの保護下を離れてもやって行けるだけのことは仕込んできました。

今はバブの直接の部下ではなくなっていますが、M君をバカにされたら、《成人期3王》のバブは自分をバカにされたように感じてしまうのであります。

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comment

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笑った!

2019.04.15.09:18

カナダさんには通名「金田」を贈りたい。


うん、王魂はいじいじちくちく意地悪するレベルも居るだろうが
やはり此処は「追い込み漁」でしょう。
相手が最も鼻に掛けている点を「地に落とす」ことが最大の打撃を与えますな。それも「最もそれをして欲しくないとき」まで待てるんですわ。
例えば相手が金持ちだったら、十万円を返せと言っても何の打撃も無いから、此処は一つ「相手がビンボーになって、十万円が大金になるまで」待てるんです。執念深いともいえるが頭脳戦に強いとも言えます。受け取り方次第です。
まあ、どちらにしても頭おかしいことには変わりはありませんが。

まさに

2019.04.15.11:56

ifさんとバブ、同じこと言ってます。
相手にとって最悪のタイミングまで待ちます。

カナダ改「金田」の場合も、若手(独身女性多数含有)が一堂に会する新歓の席で留学自慢をした時に公開処刑執行です。
これで金田が実はロクに英語を話せないことがバレて独身女性たちから呆れられ、高くしていた鼻を折られました。

敵が最も困窮している時に追い討ちをかけることも、何の良心の呵責も無く出来ます。
最も調子に乗っている時に盛大に自爆させる、梯子を外す。
血も涙も無いと言われても気にしてません。
もちろん返り討ちに遭うこともありますが、それらも覚悟の上。
頭おかしくないと出来ませんね。
プロフィール

あやにゃん

Author:あやにゃん
成人期 4 賢者
バブちゃん(夫)
成人期 3 王
ルル(光の犬)のこと書きます。たまにルルも原稿を執筆します。

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