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おそロシア

2018.02.08.11:16

ルルの腎不全が分かったとき、親身になってくれた人の中に、モスクワ在住のロシア人女性リュドミラさんがいます。
当時、リュドミラさんは愛犬を腎不全で亡くしたばかりでした。

彼女はルルと亡き愛犬を重ねて見ていたような気がします。
リュドミラさんからバブに毎日のように「ルルちゃんはどう?」などのメッセージが届いていました。
亡きアーチー君とルルの外見がよく似ていたし、年齢も病名も同じで、他人事とは思えなかったのでしょう。

彼女もペットロスで苦しんでいたのでしょう。
毎日ルルの様子を聞くことでアーチー君の晩年を追想していたように思います。


マンガ「宇宙兄弟」で見たのですが、ロシアはPTSDへの対応が積極的な印象です。
辛い目に遭った状況を心の傷にしてしまわないうちに、その人を同じ状況にガンガン追い込み、何度も追体験させる。
辛い、苦しい、もう嫌だ、見たくない、やりたくない!ということをさせる。

腫れ物に触らないどころか、腫れ物ぐりぐり突き刺して膿をえぐり出す。
一時的には大ダメージ受けるけど、結果的には心に地雷を残さず治癒する。

これも、悪を抱く1つの方法かもしれない。

おそらくリュドミラさんも無意識のうちにこれをやっていたと思います。


そのリュドミラさんがペットロスから立ち直り、子犬を飼い始めました。
また同じ種類のオス犬、キャスパー君です。

リュドミラさんはぽんぽんを1つ欲しいと言いました。
もちろん送らせて頂きますとも。


ところが、リュドミラさんにはもう一頭愛犬がいることが分かりました。
ミシュカという名前の茶色い大型犬です。
ロシア語で熊という意味らしい。
とても優しい性格の穏やかな犬だそうです。

このミシュカちゃん、ちょっと目を離した隙に盗まれてしまったのです!
あちこち探し回り、警察に届けても見つかりません。

しかし、半年ほど経ってからミシュカちゃんが見つかりました。

なんと、ミシュカちゃんは新たな飼い主さんに大切にされていたのです。
おそロシア。

何も知らない新しい飼い主さんと散歩していたところを、ミシュカちゃんを知る人に偶然発見されたのです。
新しい飼い主さんは心ある人でした。
おかげでミシュカちゃんはリュドミラさんの家に帰ることが出来たのです。

ミラクルラッキードッグのミシュカちゃん。



20年近く前、ロシア映画の「こねこ」という作品を見ました。
これにペット市場の場面が出てきました。
多種多様なペットや家畜が売られています。

ミシュカちゃんも映画に出ていたペット市のような所で、何食わぬ顔で売られたのかもしれないと思いました。
おそロシア。


というわけで急遽、ミシュカぽんぽんを作りました。
リュドミラさんには秘密です。

白犬ぽんぽんは1つ欲しいと言われているので、リュドミラさんから1つ分の料金は頂きますよ。
でも、送るのは3つです。

現愛犬のキャスパー君、亡き愛犬のアーチー君、そしてミシュカちゃんのつもりで作ったぽんぽんを送りたい。
ルルが死んだとき真っ先にメッセージをくれて、ルルの写真を使ってメッセージカードを作ってくれて、毎日のように励まし慰めてくれた、お節介にもほどがあるようなロシアのおばちゃんに、私たちはお礼がしたい。

でも、泥棒だらけ(というイメージ)のロシアに小包送っても盗まれて転売されるのでは?
という不安が…
ミシュカちゃんのように生きてるペットの犬盗んで転売するほどだし。

バブがリュドミラさんに住所を訊いたら、彼女、フランスに引っ越してました。
リュドミラさんのご主人がフランス人で、クリスマス休暇の時、ご主人の故郷に引っ越したんですと。
もちろんキャスパー君とミシュカちゃんも一緒にフランスに引っ越しました。


私、なんとなく思うのです。
リュドミラさんは、盗まれて行方不明になったままのミシュカちゃんをロシアに残してフランスに引っ越せなかったのではないか?と。
この度ミシュカちゃんが無事に見つかったので、一家揃って引っ越せたのではないか?
何はともあれ、よかったです。


それにしてもフランス……
ちゃんと届くんだろうか……?
勝手なイメージで申し訳ないけど、フランスには仕事がいい加減なイメージしか無い。

でも、今回はフランス人を信じることにする。
フランスの空港と郵便局の中の人がちゃんと仕事してくれるように祈る。

リュドミラさんが喜んでくれたらいいな。




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外国の

2018.02.09.05:07

郵便事情と子供やペットの誘拐の恐れは凄い。
ウチの娘の同級生一家が昔南米に住んでいたんだけど
当時幼児だったその娘が人ごみで誘拐されそうになったそうだ。
誘拐は未遂に終わったから良かったけどねえ。
世界の秩序は既に崩壊していて最後の砦が日本かもしれない。
なんとか日本だけで持ちこたえているようだ。
国内にマイナス要因が沢山あるけどね。

世界は

2018.02.09.07:05

危険な状態なんですね…
拐われかけた娘さんが無事でよかったです。

日本が最後の砦というのは納得です。
危ういところにいるとは思いますが…
プロフィール

あやにゃん

Author:あやにゃん
成人期 4 賢者
バブちゃん(夫)
成人期 3 王
ルル(光の犬)のこと書きます。たまにルルも原稿を執筆します。

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