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福岡お話会 5(古の道を巡る太宰府編)

2017.10.19.20:43

10月16日。月曜日。朝4時半に目が覚めました。
まだ真っ暗であります。

昨日は雨の柳川を歩き回ったけれど、体調は大丈夫。
シャワーを浴びて完全に目を覚まし、電車で太宰府に繰り出すことにしました。

(まずは天神さまかな?)

と、昨夜のうちに購入しておいたサンドイッチをつまみながら太宰府駅周辺の地図を見ていたら、
(いやいや、そうではなかろう)
と、違う考えが出てきてしまいました。

太宰府駅まで電車で行ってしまわずに、手前の都府楼前駅で降りて、太宰府政庁に出勤しなければならないような気がしてきたのであります。

理由はわからないけど、そうしたい。

こういう気分のときは、素直に従っておくのが良いです。
体調が万全であること、時間がたっぷりあるという条件も揃っています。
雨以外に私の行く手を阻むものはありません。
しかし、雨を悪者にするのも身勝手だなと考え直し、(雨など降るも、をかし♪)と、平安貴族になった気分で何でもかんでも風流と受け取ることにしましたw

そうと決まればプラン変更。
都府楼前駅から太宰府政庁跡地を通り、太宰府天満宮に徒歩で向かうことに決定。
地図を見た感じでは十分歩ける距離です。
そりゃそうだ、太宰府が置かれたのは徒歩がメインの交通手段だった万葉集の時代。
古代の人々に歩けたんだから、私にだって歩けるはず。

太宰府天満宮が出来たのは平安時代になってからで、時代が違うという事実は、この時点ではすっかり忘れてましたw

そんなこんなで、朝の7時頃には西鉄都府楼前駅に立っていたのであります。


太宰府政庁跡地に向かってトコトコ歩き始めたら、すぐに小学校と中学校がありました。
校門に立派な屋根が付いている…!
なんかすごいカッコいい!
生徒がいるし先生も見張ってるし、写真は遠慮しておきましたが、いかにも太宰府っぽい!

周辺を観察しながら歩いていたら、10分もしないうちに太宰府政庁跡地に到着しました。
地図から想像してたよりもかなり近いです。

霧が立ち込めて、気持ちの良いところでした。
それに、(ここはかつて政治と軍事の要衝だったのだ)と思うと、なんだか言いようのない誇らしい気持ちと、バリバリ仕事したい気分が盛り上がってきました。

いや、私は今生ではバリバリ仕事したことなんかこれっぽっちも無いんですけどね。
きっとどこかの前世で私は、太宰府政庁でやりがいを感じながら働いていたのでしょう。

残っている礎石から想像すると、かなり大きな建物があったように思います。
心の目を開くと、立派な丹塗の楼門と連なる甍が見えるような…


そのまま道なりにトコトコ行くと、すぐ隣が太宰府学校院跡。
太宰府の役人養成所ですかね。
何もない野原だったけど、集団登校中の子どもたちとすれ違いました。
きっと昔も、こんな風に大勢の人が行き交って栄えていたのでしょうねえ。。


小学生の集団登校が途切れると、静謐な雰囲気の寺院が見えてきました。
小ぢんまりとしていますが、漂ってくる風格が只者ではありません。
そのままフラフラと吸い込まれるように門を潜ると、戒壇院でありました。
開祖は鑑真。さすが、風格がありますなあ。

戒壇院の隣には観世音寺
開祖は天智天皇。
おお、毎年バブがお世話になってる天智天皇の名をここで見るとは思いも寄りませんでした。
(見守っていただいてありがとうございます)と挨拶をして、あまりにもさり気なくそこに有る日本最古の梵鐘(国宝)を見て、太宰府天満宮方面に向かうことに。

しかし、現代の大通りを歩くのは風情に欠けるなあと思い、せっかくなので住宅地の間をすり抜けようと考え、観世音寺の裏手を回って行くことに。

すると日吉神社にぶつかりました。
滋賀の日吉大社を分霊したものだと書かれていて、滋賀からはるばるやって来た私のことを歓迎されてる気がしてきました。
何でも自分に都合よく解釈する私です。

ついでに日吉神社にも挨拶して、御笠川沿いの道を歩きます。


川沿いの長閑な道をトコトコ歩いていると、すぐに太宰府駅が見えてきました。
駅のすぐ前が参道です。

えっ、もう着いたの!?
まだ8時前なんだけど。。

参道沿いのお店は全部準備中。
ということは、観光客も居ないわけであります。
天神さんに挨拶するにはちょうど良い。

ほらね、誰もいません。貸切です。


立派なねぶたが飾ってあり、友達のねぶた職人さんのことを思いました。
(彼女が作ったねぶただったら面白いなあ)

思う存分、境内をぶらぶらして楽しみました。


それでもまだ朝の8時半。
体力も時間も十分有り余っています。

(よし、今日は月曜で休館日だけど、国立博物館の建物だけでも見て来よう。)

国立博物館に行くエスカレーターは動いていました。
良かった、山の上にある博物館まで登り階段だけだったら気分が挫けてるところでした。

とりあえず行ってみることにしようっと。
それからどうするか決めればいいや。

山の中にいきなりこんな建物がドーン。
山っぽい建物ですね。


博物館の横を通り抜ける遊歩道を見つけました。
地図を見ると、このまま竈門神社へ行けそうです。

じゃ、ウォーキングがてら行ってみるかw

すべてこんな調子で基本は徒歩。
行き当たりばったりで計画性はありません。
こういうことをやるから、私と一緒に旅行したがる人が居ないわけです。
私も気を遣わずに済むので、一人で歩くのが気楽であります。


博物館の横を通り抜けてから20分ほど歩いたら、最後に登り坂がありました。
坂を登ること、およそ10分。。
竈門神社に到着であります。
女性的で優しい神社です。


空海も最澄も、遣隋使も遣唐使も、ここで旅の安全を祈ったとあります。

やはり、私はこの道を歩いたことがあるのかもしれない。
初めてなのに懐かしい。
何故か道に迷ってない。


私は海が怖いんですよ。
でも、遣隋使という言葉を初めて知ったとき、すごく心惹かれました。
なんかカッコいいぞ…と。

私は遣隋使か遣唐使船に乗って、遭難して死んだことがあるのかもしれない。

雨に煙る竈門神社で、ぼんやりと思いました。

(続く)


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comment

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天神様

2017.10.20.08:24

の門の飛龍ねぶた。龍にもご縁があるので、
こりゃ益々道真さんの前世に絡んできそうです。
大宰府学校跡の写真を見ると
胸の奥からこみ上げるものがありますし。

旅している人が楽しんでいるのを読むと、
こちらまでそこを旅している気持ちになりますv

Re: 天神様

2017.10.20.08:51

おお、、、!

こんなダラダラした記事からでも
ヒントを得ていただけたとは。
書いて良かったです。

まだ続きますよw
プロフィール

あやにゃん

Author:あやにゃん
成人期 4 賢者
バブちゃん(夫)
成人期 3 王
ルル(光の犬)のこと書きます。たまにルルも原稿を執筆します。

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