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義父のサイン(手書きの)

2017.09.16.11:03

義父のサインを見る機会があったんだけど、日本語ぢゃないようで、でもアルファベットでもなく、不思議に思ってよーーく観察してみるとやっぱり日本語だった。

縦書きの漢字の名前を横倒しにして、更に鏡文字になってた。
何故こんな変わった手書きサインなのか義父に訊いてみた。

義父は吟行員になりたての頃は普通のサインをしてたが、仕事で他人の大金を扱うため、手書きサインを偽造されると大変なことになることが分かった。
義父の名前は簡単な漢字だから、筆跡を真似されてしまいやすい。
そこで、誰にも筆跡を真似出来ない手書きサインを考えて毎晩仕事が終わってから練習したそうだ。
子供の頃のバブは義父が毎晩漢字練習帳を使って夜遅くまで文字の練習をしているのを目撃している。

義父は支店長になったので、仕事で他人の大金を日常的に取り扱っていたが、大金を手にしても魔がさすとかつい出来心で着服するとか考えもせず、袖の下やハニトラものらりくらりと躱してきた。
そういう努力と人生が詰まっているサインらしい。

しかし、いくら義父が目を光らせていても、小規模な横領をした部下が居たらしい。
被害を未然に防ぐことが出来たので刑事事件にはならなかったが、警察には届けたし、義父も取り調べを受けて警察に泊まったそうだ。

不祥事のおかげで義父は支店長止まりで、本社幹部にはなれなかったから少ない給料なのに責任重大でストレス溜まってハゲたと言っている。

警察には義父もかなり疑われたそうだが、日頃から女っ気なしで義母ひとすじ、真面目だけが取り柄の仕事人間、酒は付き合い程度、ギャンブルは一切やらないので疑いは晴れたそうだ。


とにかく、義父はお金にはシビアなはずなんですがねえ、今の義父は振り込め詐欺に引っかかる呆け老人です。

今の義父が騙されやすいのは、吟行の支店長時代、一般の人たちが知ることの出来ない他人の裏の顔や企業の台所事情を知りすぎていたからだと思う。

だから、義父は「常に自分は真実を知っている」という意識で過ごしている。
現役を引退した今でもその意識は消えなくて、義父にもたらされる「限定お得情報」や「専門家の裏情報」という怪しさ満点の詐欺メールにコロッと騙されてしまうのだろう。

現役引退したらただの爺さんなのに、昔の役職気分だけはそのままなんだからタチが悪いです。
何故爺いはみんな揃いも揃ってこうなんだろう。
(例外はいると思うが、きっと国宝級に稀だろう)


義父が私にクレジットカード番号を教えてくれたのでw
横領と同じなので義父のカードは使わないけどね。
ちなみに義父、義妹には絶対教えないそうだ。
義妹(厨愕狂師)は昔から他人のサイフをアテにするところがあるからなんだって。

自分の娘のことは疑うくせに、何故振り込め詐欺を疑わないのか意味不明ですが、
他人のことはよく見えても、自分のことは盲点なんですね。

私もそういうところがあるので、気をつけなくてはと思います。
義父の手書きサインから話が飛び飛びになりましたが、他人のふりみて我がふり直せということにします。

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Author:あやにゃん
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