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素直さが明暗を分ける

2019.04.29.05:11

ウツ病で短大を留年した私は、2年生を2回やってます。
2回目の時にできた友達が2人いて、2人ともメンヘラでした。

ひとりは双極性障害の不思議ちゃん。
躁状態とウツ状態が交互に出るというもの。
どっちかというと、彼女の場合は躁多め。
ハイになってる時は眠らない、早口になる、馬車馬のように何かやってました。
思いつきがポンポン飛ぶ上、それを即実行するので、周りを驚かせていました。

もうひとりは、摂食障害の美人ちゃん。
当時は拒食症といいました。
骨と皮ばかりにガリガリに痩せてるくせに、本人は「まだ太ってる、もっと痩せなきゃ」と食べません。
食べたら喉に手を入れて吐き戻してるようでした。


2人とも遠方に住んでいますが、今も友達です。
私は2人に同じように、手紙を出しまくってました。
今思うと、「書く行」みたいなことを2人に対してしていました。

その後、PANDORAに出会ってから「書く行」のことを知り、偶然にも同じようなことをしていたので驚きました。
その頃には「書く行」に効果があることを実感し始めていたので、「人間のはなし」などを書き写して2人に送っていました。


ハイな不思議ちゃんの方はすぐさま私の真似をして、「書く行」のような手紙を私に寄越すようになりました。

その後彼女は多少の気分の浮き沈みはあるものの、それを素直に自覚し、やり過ごせるようになりました。
今は二児の母であり、看護師としてもバリバリ働いて、パワフルな不思議ちゃんぶりは相変わらずですが、大人の分別で自分と家族を守ることが出来るようになりました。

素直に「書く行」を取り入れて実行してみた結果、うまくいきました。
もちろん彼女自身、「書く行」以外の部分でも相当な努力をしたと思います。


摂食障害の美人ちゃんのほうは、一歩踏み出せないようでした。

「あやにゃんと不思議ちゃんは気分障害だけど、私は摂食障害だし、身体も悪いとこだらけだし……」
と、出来ない理由を並べて、書く行を試してみることさえ躊躇っていました。
ただ書くだけなのに、何をためらうことがあるのだろう……

結局、美人ちゃんは「書く行」をしませんでした。

20年以上経った今、美人ちゃんはどんどん病気が増えています。
「卵巣に腫瘍がある、膠原病かもしれない、歯が悪くなっている……」

20代の頃、私と不思議ちゃんから「毒親から離れろ」と散々言われているのですが、デモデモダッテで結局今も親と同居していて、「親と離れられていいね、私はダメだったよ…」と書いて寄越してきたりします。

20年前から言ってたのに…( ;´・ω・`)

そのくせ結婚したいと言う。
片っ端から断ってたくせに、今更そんな…( ;´・ω・`)

書いてるうちに鮮明に思い出してきたw


10年ほど前、メンヘラだけど美人なので、親戚の世話焼き婆さんが見合い話をたくさん持ってきたことがあったそうです。

その中で美人ちゃんが気に入ったのが、和菓子屋さんの話でした。
若女将に来て欲しいという見合いで、既に先方は美人ちゃんのことを大変気に入っていたという好条件でした。
いきなり毎日店に出なくても良い、店のことはゆっくり覚えてくれたら良い、家族でやってる自営業だから美人ちゃんは療養もできる、たいへん有難い申し出だったのです。
先方は美人ちゃんの摂食障害の既往歴や情緒不安定なところも承知の上で、来て欲しいと申し出てくれたのです。

それを、自信がないと言って蹴りました。

何度か若旦那と食事して、いい人そうだと書いて寄越してきてたのにー
自分の毒親と暮らし続けるよりも和菓子屋に嫁ぐほうが断然良さそうなのにー
美人だし気立ては良いし、是非にと言われてたのに。

「和菓子屋さんはいい人たちだし、すごく楽しそうなんだけど、私は実の親ともうまくやって行けないのに、他人と一緒に暮らす自信が無い」と言うのです。

いや、それはあなたの親が2人とも猛毒だから!
あなたの毒親とは、誰も同居したくないというか、出来ないから!
そんなのと同居してたんだから、普通に分別のある大人となら誰とでもやって行けるって!

と、手紙と電話で説得を試みたんですが、ダメでした。
あああ、もったいない!!
不思議ちゃんと私は本当に悔しい思いをしました。
結婚なんて他人にどうにか出来ることではないけど、美人ちゃんが一歩踏み出していれば乗れた話なんです。

「絶対いい話だよね、和菓子屋の仕事はゆっくり教えてくれるとかさ、面白そうなのにね。てか、断るなら私にその話をくれ!」
と、不思議ちゃんは吠えてましたw


この美人ちゃんは独自の拘りがあって、素直に動かないんです。
石橋を叩いて壊して途方に暮れる。

せめて「書く行」をやっていれば……と思います。
自分の本心を自覚しやすくなるし、自分の状況を客観視する助けになるからです。

素直さが明暗を分けたと思います。



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療養中の失策

2019.04.28.06:38

昨日はウツ病療養中に私がやってみて良かったことを書いたので、今日はウツ病療養中にやってみて失敗だと思ったことを書いてみます。

・頭の中だけで考え込む
罪業妄想(自分を罪深いと思い込むこと)が酷くなり、ループしました。
考え事は書き出して視覚化すると、堂々巡りしにくいです。

・音楽を聴く
私には向いてませんでした。
特に、初めて聴く曲なんかは、それがウツな気分のテーマ曲みたいになってしまいました。
過去の楽しかった記憶を想起させる音楽を聴く分には問題ありませんでした。

・自然の中に入り込む
公園や庭園などの、人の目が届く所は良いのですが、人の目が届かない山や水辺に一人で居ると、(このまま行方不明になれるかな)と妙な気分が起きるので危険です。
転落事故に見えそうな自殺を具体的に考えてしまいます。

・家族連れで賑わってる場所に行く
私は母親への執着があったので、幸せそうな家族連れとか愛されてる子供を見ると惨めな気持ちになり、居ても立っても居られなくなり、死にたくなりました。
自虐的・自罰的になってる分には良いのですが、他罰的・攻撃的な気持ちになっていたとしたら、かなり危険だと思いました。

・モノを捨てる
綺麗に掃除して環境整備してるだけなら良いのですが、モノを処分しているうちに自分自身を処分したくなるのでたいへん危険。
ウツ病療養中は「断捨離」とか自殺行為だと思います。
私はやっちまいました。
モノを処分したあと自殺未遂。

・飲酒
薬が効き過ぎたり、睡眠の質が落ちます。
飲んで楽しい気分になってパーっとストレス発散できるのは健康な人だけです。

・将来のことを考える
悲観的になるので危険です。
決定は先延ばしにする、保留にする、回避する。
今のことだけに集中するのが良いです。
とは言うものの、将来を悲観してしまうのがウツ病なんですが……

・気晴らしに買い物する
後で虚しくなり、後悔して死にたくなります。
全然気晴らしになりませんでした。
気分が乱高下するので、じっくり考えて買い物出来ませんでした。

・占いを見る
結果に一喜一憂するとか、鵜呑みにして思考停止、「〇〇だから私はダメなんだ」と思い込むための根拠にしてしまいます。
つまり、依存してしまう。
良いことが書いてあってもそれはスルーして、自分に都合の悪い部分だけを、都合良く利用してしまいます。


健康な人にとってはストレス発散できたり、楽しかったりすることなんですが、ウツ病療養中の私には合ってませんでした。
これは合ってないな、と分かったので良しとしましょうw

ウツに効きそうなこと

2019.04.27.05:50

ウツ病の治療中、私がやってみて良かったことを書いてみます。

・何もしないで空を見る
広々とした明るい空を見ているだけでなんか心地よくなってきます。
泣けたりもするけど、泣いた後ってけっこうスッキリします。

上を向いて悩む人って、あんまり居ないです。
普通はうつむいて地面やら自分の手やら見て悩みますよね。
猫背になって肺も潰れて呼吸が浅くなって酸欠で頭も回りません。
上向いてたら、新鮮な空気もいっぱい吸えて全身に酸素が十分行き渡り、身体が健康的になります。
身体が元気だと、生体の自然な反応として、悩んでいられなくなるものです。

・芝生に寝転んでみる。
空を見るのと合わせ技で。
ポカポカと暖かい日が良いですね。
身体が心地よいと、ポジティブな発想がうまれてきやすいです。
普段無い刺激を五感に与えることで、脳が活性化します。

・運動する
なんでもいいので、明るい所で体を動かしてみる。
私は、弟の仲間がバスケットボールに混ぜてくれて、良かったです。
弟が予め「姉がウツ病で療養中だ」と説明してくれていたので、下手でも動けなくても、体を動かすことが目的だと理解してくれていました。
弟の人脈に感謝。
人って基本的に「良いことをしたい」ので、仲間なら割と気軽に助けてくれます。
あまり騒がし過ぎず、かと言って一対一でもなく、十人ぐらいの軽い集まりでちょうど良かったです。

・良い姿勢で散歩する
明るい時間がいいです。
見通しが良く、車が少ないところがいいです。
注意力が散漫になっているからです。
散歩してると頭が適度にリラックスしてきます。
頭空っぽになるということです。
猫背でうつむいて地面ばかり見てたらダメです。
ファッションモデルにでもなったつもりで、前を見てリズミカルに歩いてみる。
歩いている振動が効きます。
人は二足歩行する動物なので、歩くことは自然なんです。
身体を適切に使うと整ってきて、自然治癒力を活性化できます。

・植物を育てる
なるべく丈夫なヤツね。
枯死させてしまったら「私のせいだ、死んでお詫びしよう」とか思い詰めるのでw
種から育てて苗を人にあげたのも楽しかったです。
「あやにゃんに貰ったのがこんなに大きくなったよ!」とか聞くと嬉しかったです。
小さな成功体験を積めます。

・長編小説を読む
続き物で、自分が興味を持てる内容が良いです。
続きが気になって、読み終わるまでは自殺したくなくなりますw

・連続テレビドラマを見る
活字を目で追うのがつらい場合。
完結するまでの間、自殺を延期したくなるのが狙いです。
延期してる間に精神が安定してくるかもしれないので、時間稼ぎです。

・何か作ってみる
「好きなことをする」の一環です。
私は何か作ってみることが好きだと分かったので、やってみました。
まだ小さな子供だった従姉妹たちのために、子供服とお揃いのリカちゃん人形の服を作ってあげました。
すごく喜ばれて達成感が得られたし、成功体験が積めました。
でも、継続して出来ないので、仕事にはなりません。
仕事に繋げようとか考えてしまうと悲観的になるので、単発の趣味にしておくのが良かったです。

・モノを捨てずに掃除、整理整頓する
モノを一切捨てないという条件を付けます。
モノを捨て始めると、身辺整理してる気分になってくるから危ないです。
モノを丁寧に取り扱いながら、その物品の背景を思い浮かべて大切にしようと心がけてみるんです。
モノには作った人や買った人がいて、思いや意図があります。
その辺を想像してみて、人と自分を大切に思う訓練もできます。

・書く行をする
読み手がいると良いですが、居なくても、手紙を書くような感じで心に浮かぶことを書きまくります。
これも部屋の掃除と整理整頓と同じことです。
頭と心にぎっしり詰まっている思いを、ひとつひとつ丁寧に取り出してみて、記録して整理して保管します。
捨ててしまうのは、やはり身辺整理っぽい気分になるので危ないです。

・規則正しい生活をする
夜寝て、朝起き、昼間起きている。
ただこれだけですが、私の場合は睡眠不足と不規則な生活がウツの引き金になっているので、習慣になるまで気をつける必要がありました。
大抵、夜眠れないのですぐ乱れるんです。

ちなみに、学生時代にクリニックで偶然再会した同級生は夜型人間でした。
学生時代はそれが分からずウツがしぶとくて困っていたようですが、就職してから試しに夜勤専門ナースとして働いてみたら、調子が戻りました。
彼女は朝寝て夕方起きて夜活動する方が向いていたのです。
こういう人もいるので、「規則正しい」といっても、人によってパターンが異なります。
自分なりの規則正しい生活が見つかると良いですね。




生きていたい

2019.04.26.05:44

私がウツ病になった経緯は大体分かりました。

母に褒められ受け入れられ、安心したい。
私が生きて居ても良いと納得したい。
こういう気持ちが満たされず拗れ続け、ウツになっていった。

つまり、ウツ病は
「生きていたい」
から始まっているとも言えます。

これって生き物としての本能ですよね。
それが様々な条件が重なって、生きて行くには過酷な状況になってしまった。
私の場合はそれがウツ病という形になって出てきたのだと思います。

過酷な生き方をしていると、何らかの病気が出てくると思います。
私は頭と心の使い方を間違えていたから、脳と心が病気になったのでしょう。

「死にたい」「消えたい」「生きてる価値なんか無い」などなど、ネガティブなことばかり言ったり思ったりしてたけど、それは本心ではないからわざわざ言ったり思ったりして苦しくなってるわけです。

本心から死にたければ、死ぬのが嬉しいとか良いとか思ってるはずだから、軽々しく実行すると思うんです。
安心して心安らかに死ぬ。
死体が残るとか、家族や友人に迷惑がかかるとか、少しは思うかもしれない。
でも、死ぬことが本心ならば、「みんなも早く死ねばいいのに」ぐらいに思ってしまったりして?

じっくりゆっくり考えてみたら、死にたいと思いつつ苦しんでいた私は、本心から死にたいとは思ってなかったことが分かります。
死にたいのに苦しかった私は、その矛盾を自覚できなくて苦しんでいたのではないか?


本心をはっきりと自覚している人は、健康な人でも多くないかもしれません。
でも、眠ったら必ず目覚めるし、死ぬまで生きてるのは当たり前だと思っています。
本能だから、そんなことは意識すらしないほど当たり前です。

ウツ病の人は、本能に近いところに矛盾がある。
だから意識化するのが大変です。
薄皮を一枚ずつ剥いでいくように、丁寧に少しずつ、心と、心を作ってきた生育歴を掘り下げて行くしかありません。
それは、自分にしかできません。
苦しい作業ですが、やる価値はあります。

こういう面倒な性質に生まれついてしまったのだから、仕方ないですねw

安心したい

2019.04.25.06:18

昨日の続きです。

良く思われたい動機は、母に褒められたい、認められたいからだということが分かりました。

では何故、母に褒められ、認められたいのか?

褒められたらどうなんだ?
認められたらどうなんだ?

私の場合は、
要らない子じゃなくなる。
居ても良い。

つまり、安心して生きていられるということです。

生きていたいのは本能なのですが、
生きているために「褒められ認められる良い子」という条件が必要だと思い込んだからおかしくなりました。

「アンタなんかできなければよかった」と母に言われたことで打撃を受けた私は、本能で生きていることを否定された気がして混乱した末、母の機嫌や顔色を伺いながら過ごすうち、自分で生存のための条件を編み出したのだと思います。
それを長年言語化出来なかったので、ややこしくなりました。

母に執着し過ぎたのが、そもそもの始まりでした。
べつに、母が居なくても生きていけるんです。
母が居なくても生きていける証拠を一つずつ探し出す工夫をすればよかった。
安心したければ、自分で自分を安心させれば良いんです。

弟はそれを本能的にやってました。
母だけに依存しない工夫を、自分でやっていました。

私はこれを思いつくまでに20年以上かかりました。
さらに、これを心で納得するまでにまた十数年かかりました。

不思議なことに、父親は居なくても平気なんです。
考えたことすら無い。
寂しいとか羨ましいとかも、あんまり思ったことがありません。
この違いは一体何なのか……

やはり、子供が小さいうちは、母子の無意識は繋がっているということかな。
見えない世界の話になってきます。
事実かどうかは分かりませんが、今の私はこれを心で納得しています。

子供だった自分にはどうしようもなかったのです。
その上で、全て母のせいにするのもやめて、
私の受け取り方もおかしかったから、これからはそうならないようにしよう……
ぐらいに思っています。

堕ちるときは無意識・無自覚なので、しっかりと目を覚ましていよう……イマイマにキを入れていようと、自分に言い聞かせる毎日です。

ブログを毎日書くのも、そのためです。

プロフィール

あやにゃん

Author:あやにゃん
成人期 4 賢者
バブちゃん(夫)
成人期 3 王
ルル(光の犬)のこと書きます。たまにルルも原稿を執筆します。

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