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ルルちゃん哲学の道を歩く④銀閣寺

2019.05.08.06:20

③法然院の続きです

また哲学の道に戻って北上するです。
可愛いお土産物屋さんとか、あるですよ。
銀閣寺に近付くにつれ、賑やかになってくるです。
さっきの法然院の静けさが嘘のように思えるですが、ちょっと歩くだけで全く違う雰囲気になるのは面白いですよ。

銀閣寺は拝観料500円です。
東山慈照寺というですが、銀閣寺と呼ぶです。
やはりこの建物ですね。

8代将軍足利義政が隠居してたです。
この将軍は大のお茶好きです。
お庭にお茶のための湧き水(お茶の井)があって、今も当時のままの姿で、その湧き水も使われているです。
たいへん優雅な暮らしをなさっていたですね。

この義政公、政治は好きではなかったようです。
というのも、義政には世継ぎが居なくて、お坊さんになっていた弟の義視を後継者にしようと考えて還俗させ、自分はとっとと隠居してお茶飲んでお月見して暮らしたです。

ところがその後、男子が生まれてややこしくなるです。
義政の奥方の日野富子はめっちゃやり手ですから、義視と揉めに揉めたです。
後継者争いは公家や武家を巻き込んでどんどん大きくなり、とうとう応仁の乱に突入。
都は荒れに荒れ、戦国時代に入って行くです。

とりあえず世の中が落ち着くには、織田信長が登場するまで待たねばならず、それはしばらくかかることになるです。
その間に京の都は焦土と化して荒廃してしまい、大部分の建物はこの時燃えてしまったです。

純粋培養京都人の老人に話を聞くと、「前の戦争で焼けた」と言うことがあるですが、それは「応仁の乱で焼けた」という意味です。
太平洋戦争のことではないです。
「戦争で残った」のは「千本釈迦堂」と呼ばれる大報恩寺だけです。

話を銀閣寺に戻すです。

義政公はお茶飲んでお月見して隠居してる場合ではないですが、奥さんの日野富子がやり手過ぎたのもあって、何もかもが嫌になったのかなと想像するですよ。
銀閣寺の建物が出来たのは応仁の乱が終わってからで、お寺になったのは義政公が亡くなった後です。

金閣に比べると地味と思われていたり、銀箔を貼るお金が無かった(奥さんがお金を出してくれなかった)とか思われていたりするですが、ここは元々銀箔を貼る予定など無かったですよ。

というのも、ここは月夜に本当の姿を見せてくれるからです。

大きな白砂のお庭があるです。

白い大きな盛り砂を銀沙灘(ぎんしゃだん)というです。
これです。

この銀沙灘、とても広い面積を占めているです。

その向こうにこんもりと盛られているのが向月台(こうげつだい)です。

父ちゃん(身長170cm)よりも大きいです。

銀閣から月待ちをして庭を眺めるのを想定して作られていると思うです。
向月台に月がぽっかり乗って銀沙灘を照らし、白い反射光によって建物が銀色に輝いて見えるのだろうと思うです。

ぼくも生前は「銀色の犬」と見知らぬおじさんに言われたことがあるですからね、白が光を帯びると銀色に見えるというのは、合ってると思うです。
そういう美しさを観ることができるのが、日本人の美的感覚の素晴らしいところですね。

とは言うものの、義政公の時代からこの白砂のお庭があったのか?ぼくの調査(ネットをちょっと調べただけ)では分からなかったですよ。
でも、面白いお庭です。

ほら、けっこう奥行きがあって、こんな高低差もあるですよ。
変化に富んだお散歩ができるです。

もうちょっとしたら、苔が綺麗になってきて、また違った趣になるです。
一年中違う景色になる工夫がなされているところが素晴らしいです。
今は青もみじが綺麗ですよ。

京都のお庭は面白いですね。


今朝、ぼくは9時頃に地下鉄蹴上駅を出たです。
それからコーヒー屋さん→南禅寺→永観堂→法然院→銀閣寺という順で北上したです。
のんびり歩いてゆっくり見物して、13時ちょっと前になったです。
近くでランチして帰るですよ。

何故だか分からないですが、平成最後の昭和の日は、ランチも空いてたです。
普通は銀閣寺周辺なら行列必至ですが、待たずにすんなり座れたですよ。
ぼくたちは鹿ケ谷通り沿いにある、蔦の絡まる白い洋館でお昼を食べたです。
「ゴスペル」というお店ですよ。
父ちゃんと母ちゃんはエビグラタンを食べたです。
ここの店員さんは、ウェスティーの血が入ったテリア系の犬を飼っていたことがあるそうで、母ちゃんとテリア犬について楽しくお話ししたです。

本当は「ふろうえん」という和風な建物の定食屋さんが安くておすすめですが、お休みだったです。
京都大学の近くですからね、学生さん向けの、昔ながらの安くて美味しいお店がたくさんあるです。
銀閣寺周辺でランチ難民になってしまったら、西に歩いて京大を目指すのもアリです。
百万遍に着くまでには、何かにありつけるです。

そういえば、父ちゃんの友達(東京在住)は、わざわざ京都に来て高い湯豆腐を食べてガッカリして帰ったです。
湯豆腐に夢を見過ぎだと思うです。
京都に来たというからには、懐石料理や湯豆腐なんかを期待したくなるのも分かるですが、それは高級料亭のものですよ。
京都だからといって、みんな懐石料理や湯豆腐を食べているわけではないです。

むしろ、京都はパンとラーメンの街です。
ベーカリーとラーメン屋さんがたくさんあるですよ。
ていうか、なんでもあるですよ。
街の至る所、何処にでも観光客がいるです。
ここまで観光客に出くわす街も、そうそう無いと思うです。
京大キャンパス内も観光客がいるです。
学食とかカフェとか。

え、なんで知ってるか?
母ちゃんが京大のカフェでお安く学食ランチしたことがあるからですよ。
図々しいですね。


今回の京都散歩はこれでおしまいですよ。
父ちゃんの「ブルーボトルコーヒー飲みたい」から始まった思いつきの散歩だったですが、哲学の道を北上する半日コース、なかなか見ごたえがあったです。
桜と紅葉の時期はたいへん混雑するですが、きっと素敵だろうなと思うです。

それから、ぼく個犬的には、蹴上駅から南禅寺に行く最短ルートの「ねじりまんぽ」という煉瓦造りのトンネルから南禅寺までの道が好きです。
南禅寺にはぜひ、地下鉄蹴上駅から歩いて行ってみてくださいです。
それと、南禅寺三門の次の建物(たぶん法堂)の天井画は龍で、扉の隙間からチラッとタダ見出来るです。
天井画の龍を見せるだけでお金を取るお寺もあるですが(しかも大行列)、南禅寺は開放的で気持ちがいいですよ。

ではまたね!

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ルルちゃん哲学の道を歩く③法然院

2019.05.07.05:39

②永観堂の続きです

永観堂を出て哲学の道をどんどん北上するです。
でも、銀閣寺に行くまでに、哲学の道から山手に逸れるのをお薦めするです。
法然院という素敵なお寺があるですよ。
案内の看板があるですから、すぐ分かるです。

法然院は山際にひっそりと佇む、鄙びた茅葺屋根の門が素敵です。

楽隠居してる文化人の隠れ家ぽいですね。
この門は面白い造りになっていて、一番高い所に門があるです。
石段を登って門を潜り、また石段を降りて境内に入るという構造です。
門がまるで額縁のように見える景色は面白いです。
一旦登ってまたすぐ降りる、わざわざ一山越えるような入り口は、俗世間と寺院とを隔てる結界のような効果もあると思うです。
工夫されているですね。

門を入ってすぐ、左右に白い砂が盛られているです。

白砂壇(びゃくさだん)といって、水を表す模様が描かれているです。
この間を通ることで、清浄な境内に入るために心身が清められるです。
世俗の汚物を持ち込ませない工夫ですね。

池のほとりに自然な藤が咲いていたです。

今日は法要で拝観できなかったですが、前のお庭だけは見ることが出来たです。
中には椿のお庭があるそうですよ。
表のお庭の手水鉢?に椿の花を浮かべてあったですよ。

可愛いですね。
お庭のしつらえに遊び心があるです。
水を流している鉢にも椿がちょこんと飾られているです。


椿といえば、法然院からちょっと南にある霊鑑寺が名高いですが、椿の季節に期間限定で公開しているだけですからね、ぼくはまだ見たことがありませんよ。
霊鑑寺には百種類以上の椿があるそうです。

哲学の道をただ歩いているだけなのに、たくさんの古いお寺があるですね。
どのお寺もそれぞれ見どころがあって、さすが京都はちょっと違うなあと感心するです。

④銀閣寺につづく

ルルちゃん哲学の道を歩く②永観堂

2019.05.06.05:25

①南禅寺の続きです

南禅寺から北に歩いて行くと、すぐに永観堂ですよ。
正式には禅林寺というですが、「永観堂」と呼ばれて親しまれているです。

紅葉で有名ですから、今日は特別空いてるです。

青もみじが綺麗ですよ。

南禅寺からここまで歩く間、驚くほど人が少ないです。
修学旅行の生徒さんが居ないからですかね。
普段は修学旅行の生徒さんが大勢いて、いろんな方言が聞こえるですよ。

ええっと、永観堂の中は撮影ご遠慮下さいと書いてあった(と思う)です。
拝観料は600円ですよ。

ここの名物は、なんと言っても紅葉です。
お寺内部の名物?は、「見返り阿弥陀さま」ですよ。
見返り阿弥陀について、公式サイトに説明があるです。

母ちゃんは、御影堂から開山堂に至る渡り廊下の「臥龍廊」を気に入っているです。
南禅寺といい、永観堂といい、回廊・渡り廊下好きにはたまらない建築ですよ。
永観堂の臥龍廊は斜面に沿った階段状で、しかもカーブしているです!
すごく素敵ですね。
母ちゃんの大好物です。

母ちゃんはここを何往復もしたくなるです。

でも、これ以外は特に萌えポイントが無いというか、母ちゃんは臥龍廊で満足するですから、写真がありませんよ。

哲学の道と言っても、琵琶湖疎水という小川沿いの、古くからあるただの狭い道です。
桜並木になってるですから、お花見の時は大勢の人が散歩しているです。
風情とか?ぼくはあんまり感じないですね。
だけど、好きな人は好きみたいですよ。

ぼくのお友達も「哲学の道を散歩していたら音楽が降りてきた」と言って、「るる」という曲を作ってくれたです。
感性が豊かで、日頃から技量を磨いている人には、素晴らしいインスピレーションが湧いてくるよう働きかける作用のある土地なのかもしれないですね。

哲学の道をどんどん北上していくですよ。

③法然院につづく

ルルちゃん哲学の道を歩く①南禅寺

2019.05.05.05:19

ルルですよ。
平成最後の昭和の日に、思いつきで哲学の道を散歩したです。
目当てはコーヒー屋さんだったです。

父ちゃんが品川出張で、ブルーボトルコーヒー品川店に行ったです。
そこで飲んだコーヒーがとても美味しくて、父ちゃんは2回も行ったです。
それで、京都のブルーボトルコーヒーにも行ってみることにしたです。

滋賀からですから、JR山科駅で地下鉄に乗り換えて、蹴上(けあげ)で降りるですよ。

お目当てのコーヒー屋さんは、南禅寺の参道にある町家を改装した建物です。


朝早くに行ったですから、とても空いてたです。
素敵で居心地の良いお店だったですよ。
だけど、コーヒーは、品川店のと似ても似つかぬ味と香りだったそうです。

ううーーーん、、残念だったですね!
嗜好品ですからね、好き嫌いは別れるですね。


気を取り直して、南禅寺に行ってみるです。
立派な三門が目を引くですよ。
石川五右衛門が南禅寺三門で「絶景かな」とセリフを言う歌舞伎があるらしいですが、石川五右衛門の時代には、この三門はまだ無かったです。

藤堂高虎が建てたです。
別料金で上に登ることもできるですよ。
仏像と、徳川家康と藤堂高虎の木像があるです。

今日は三門には登らずに、タダ見できる水路閣を見るですよ。

この水道橋には琵琶湖から引いた水が流れてるです。

人気の撮影ポイントですね。


南禅寺に入ってみるです。500円です。
大方丈は御所からの移築、小方丈は伏見城からの移築で、とても豪華ですよ。
お庭は枯山水、虎の子渡しの庭です。

今日はとても空いているです!
渡り廊下があって、まるで御殿のようです。





ちょっと、お寺のイメージが変わるです。
とても開放的で面白い建物だなあと思うです。
父ちゃんも南禅寺を気に入ったみたいです。

②永観堂につづく

彦根城でお花見ですよ

2019.04.13.18:20

ルルですよ。
このところ母ちゃんの長ったらしい話が続いて飽きてきたですからね、ぼく滋賀の素敵なお花見スポットを紹介するです。

彦根城ですよ。
石垣が綺麗にぐるっと残っているです。
高さは無いし、お堀も小さめですから、それほど迫力はありません。
でも、どこから見ても美しいですよ!
ぼくがごちゃごちゃ説明しても無駄に思えるですからね、写真を見てくださいです。

























彦根城、いいでしょう?
ここは生身のワンちゃんも内堀の周辺をお散歩しているです。
ぼく生身の身体で来たことは無いですが、とても気に入ったですよ。
ではまたね!

プロフィール

あやにゃん

Author:あやにゃん
成人期 4 賢者
バブちゃん(夫)
成人期 3 王
ルル(光の犬)のこと書きます。たまにルルも原稿を執筆します。

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