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耳かきと洗濯機

2019.08.21.05:18

旅行が終わり、片付けをして、大量の洗濯物を洗濯機に入れて回していました。
バブも荷物の整理をしています。
するとバブが叫びました。
青葉城(仙台城)で買ったバブちゃんの耳かきが無い!!

バブは耳かきが好きでたまに買うのですが、仙台城で買ったものを失くしたらしい。
それは最初、バブの小さなポシェットに入れて持ち歩いていたのですが、ポシェットからはみ出ていたので邪魔になり、函館に上陸した時私に預けたと言います。

あたしゃそんなの覚えてませんがな……

あやにゃんに渡したもん!
あやにゃんがバブの耳かき捨てた!


ありゃー、へそを曲げてしまってますなぁ。

このタイミングで、回していた洗濯機がエラー音を出して止まってしまいました。
姿勢制御のエラーで、洗濯物を入れ過ぎたせいか、脱水出来なくなってしまいました。

もうっ!!洗濯機も壊れた!!
あやにゃんが(洗濯物を)入れ過ぎるからや!!
バブちゃんの耳かきは無くなるし、ルルちゃんはいーひん(居ない)し、ポンちゃんもいーひん(居ない)し、何も良いこと無い!!
今日もバブちゃんのものだけ無くなった!
8月は悪いことしか起きひん!!

注)ルルの命日は8/8、ポン太の命日は8/18

バブはプンスカ怒りながら荷物をひっくり返し、ドスン!とかガタン!とか、わざと大きな音を立てています。

あーあ、無くなったのが気に入らないんだろうなあ。
そんなに大事な耳かきなら、最後まできちんと自分で持っていれば良いのになあ。
自分で管理しておかなかったことを後悔し始めるまでは、私に八つ当たりするだろうなあ。

……と、思ったものの、大量の洗濯物を何とかしないといけないので、バブなどに構っている場合ではなく、目の前の仕事を黙々とこなしていました。


昔働いてた時、私はワンルームマンションの寮に住んでいたのですが、母に給料の大半を上納していた奴隷子だったので洗濯機を買う金が無く、持ってませんでした。
その手洗い生活をしていた経験があるので、今も私の感覚では、洗濯機は家電の中ではオプション扱いなのです。
(洗濯機が無ければ手で洗えばいいじゃないの)と当たり前のように思うので、洗濯機が壊れても平気で対処できます。

この全自動洗濯機、脱水をする際に姿勢制御エラーが出て止まるだけなので、「洗い」は普通に出来るわけです。
だから手動モードで「洗い」と「排水」を繰り返せば、洗濯とすすぎは出来るのです。
それを手で絞って干すだけなので簡単です。

そんなわけで(全部壊れたわけじゃないんだから、有り難いじゃないか)と感謝の念が込み上げて来て、(昔は洗濯機持ってなかったんだよなあw)と、一人で思い出し笑いしてニヤついてました。
私がニヤついているのをバブに見られると、バブは自分のことを嗤われていると勝手に思い込んで嫌味を上乗せしてきて面倒なことになりそうなので、こっそりニヤニヤしていました。


私が淡々と作業をしているので、バブもしばらく一人でプンスカしていましたが、次第に気持ちが萎んできたようです。

車の中に落ちてないか探してくる!
と言って出て行き、
やっぱり無い!
と怒って帰ってきて、
もう一回探してくる!
とまた出て行き、
やっぱり無い!
と帰ってきて……
これを何度か繰り返してましたw

私が洗濯物を干し終わって夕食の準備をする頃には、バブの怒りはだいぶおさまっているようでした。


5、6年前のバブと私なら、こうはなりませんでした。
バブは怒って意固地になり、何ヶ月も口を利かなかったと思うし、私もバブの機嫌を取ろうとビクビクオドオドしていたでしょう。

今は、自分の気持ちは自分にしか立て直せないと理解しているので、バブがどんなに感情的になっていても、それに引きずられることがなくなりました。
今ではバブも、自分で自分の気持ちを立て直すことが出来るようになりました。

バブの耳かき紛失と洗濯機の故障が同時に起きても、全く動じなかったし、何の感情も起きませんでした。
むしろ思い出し笑いしたり、この状況を面白いと考えていたぐらいです。
耳かきと洗濯機は残念ですが、私とバブの成長度合いを確認できてよかったです。

夕食後にはバブも機嫌が直って、耳かきは残念だったけどKitaca買えたからいいかーと、自慢のKitaca写真を撮影していました。


ちなみにバブが買った耳かきは、日本刀を模したケースに入っていて、刀を抜くと耳かきが出てくるというものです。
お土産物屋さんによくある、500円でお釣りが来るほどの品物です。
代わりのものを買えばいい、というのではないんです。
「バブがその地で自分で吟味して選んだ記念の品である」という思いがこもっているからです。
アワ男は面倒くさいですねw

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困ったおばさん

2019.07.24.05:54

太極拳教室に来ている60代後半のおばさんはいつも忙しそうにしています。
何故いつもそんなに忙しいのか訊いてみたら、その人にはものごとに優先順位をつけるという概念が無いことが分かりました。
おばさんが言ったことを書いてみます。

・デパートに限定のスイーツを買いに行かなきゃ
・90代の母親が入所している施設に着替えを持って行かなきゃいけない
・70代の主人が骨折して入院したので毎日病院に行かなきゃならない
・40代の未婚の娘のお弁当を毎日作らないと娘が可哀想
・30代後半の息子夫婦のマンションに片道40分かけて行き、孫の世話を手伝わないとお嫁さんが可哀想
・町内会の役が当たってるけどみんな高齢だし私だけ休むわけにいかないから休みたくても休めない
・主人が趣味でやってた家庭菜園を入院中の主人の代わりにやらなきゃ可哀想、でも私、家庭菜園なんてやったこと無いから自信無いわ~
・近所の人が美味しいトマトを作ったから貰いに行かなきゃいけない
・美容院に行かなきゃみっともなくて外を歩けない


他にも何か色々言ってたけど、もう忘れてしまいました。

このおばさんは、上記のことを全て同列に扱っていて、全て完璧にやろうとします。
それでいて

疲れた、しんどい、体のあちこちが痛くて病院に行ってもどこも悪くないと言われる

と、愚痴っています。

これを聞いた太極拳の先生は、おばさんが話し終わってから突っ込んでいました。


・デパートに限定のスイーツを買いに行かなきゃ
限定スイーツがそんなに重要なの?
→だって、食べたいじゃないの~

・90代の母親が入所している施設に着替えを持って行かなきゃいけない
施設にお任せしておけば?
→だって、母は我儘だから施設の人に迷惑かけてるかもしれないじゃないの~

・70代の主人が骨折して入院したので毎日病院に行かなきゃならない
怪我人なんだし、病院に任せておけば?
→でも、主人が心配なのよ~

・40代の未婚の娘のお弁当を毎日作らないと娘が可哀想
社会人なんだし、放っておいても平気でしょ?
→でも、毎日朝から夜遅くまで仕事して可哀想なのよ~

・30代後半の息子夫婦のマンションに片道40分かけて行き、孫の世話を手伝わないとお嫁さんが可哀想
しょっちゅう姑が来るお嫁さんが可哀想w
→でも、息子のお嫁さんは「いつも助かります」って言ってくれるのよ~

・町内会の役が当たってるけどみんな高齢だし私だけ休むわけにいかないから休みたくても休めない
みんな高齢で負担になってるなら、最低限やるべきこと以外は省いていくよう町内会で話し合えば?
→でも、今までみんなやってたから、私たちだけラクするみたいで悪いわ~

・主人が趣味でやってた家庭菜園を入院中の主人の代わりにやらなきゃ主人が可哀想、でも私、家庭菜園なんてやったこと無いから自信無いわ~
やりたくないなら無理にやらなくていいんじゃないの?元々ご主人の趣味の余暇活動なんだから
→でも、せっかく今まで主人が頑張ってたのに、畑が荒れたら主人も畑も可哀想だわ~

・近所の人が美味しいトマトを作ったから貰いに行かなきゃいけない
わざわざ貰いに行かなくても、作った人に持って来てもらえば?
→でも、くれるって言ってくださるのを断るのも申し訳ないし、持って来てなんて言うのも悪い気がするのよ~

・美容院に行かなきゃみっともなくて外を歩けない
そんなことない、いつも綺麗にしてるじゃない
→でも、髪がクシャクシャなの。本当は嫌だけど帽子を被って我慢して来たのよ~


見事に「でも」「だって」のオンパレード。
こりゃあ本人も家族も疲れるだろうな。
でも、分かんないだろうな。

横で聞いていた私には、どれも重要には思えませんでした。
でも、本人は重大な事件がいくつも折り重なっているように受け止めていて深刻そうなのです。

自分にとって何が大切なのか、本気で考えたことが無いのだろうなあ。
全部重要なのよ~と言いそうだから。

この人は善人なんですが、困りごとを作り出す才能がありまして、本人だけがいつも困ってます。
本人はラクになりたいと言うから、私が思うラクになれそうな方向について時々突っ込みますが、それをいつもデモデモダッテで全否定してくれるので、どうしようもありません。
私が思うラクと、この人が思うラクが違うのかな?

せめて私はこの人を反面教師に心の在り様を自分で点検しつつ、自分も周りも嬉し嬉しの世界の一端を担えればいいなと思います。

悲惨な老後

2019.07.04.06:01

義父から聞いた話。

何年か前、同じ町内のバブの同級生Aが心筋梗塞で死亡。享年42歳。
Aには妻子が居り、Aの両親と同居していた。
ところが、Aの妻であるA嫁と両親はあまりうまく行ってなかった。
(つまり、A嫁をいびっていたと思われる)
未亡人となったA嫁は子供を連れて実家に帰り、婚姻関係終了して完全に他人になってしまった。
残された老夫婦には他県で暮らす次男Bがいるが、かねてより長男Aと差を付けていたため、Bは兄の葬式にちょっと来ただけで連絡もして来なくなってしまった。

家事をA嫁に丸投げしていたせいで老夫婦の家が荒れてきており、最近は身だしなみもヤバくなってきている……


義父よ、何故これを私に言う?
お前は逃げるなよ
ってことかなあぁぁぁ?

いや、義父のことだから
お願いだから見捨てないで!
に近いかもしれないなあ。
私のことちょっと怖がってるし。


義父は幼児期の奉仕者っぽいです。

近所の悲惨な老夫婦の話を私にした義父の目的は「長男夫婦(特に嫁)が親の老後の世話をするものだ」と言うためです。
私の勝手な推測ですが。
日頃から義父と近所の噂話をする仲ではないので。
わざわざ電話して来るのだから、よほどです。

だけど、それを直接的な言葉で言わないところが、アワ男の義父であります。
直接言うことで私に反論されたり、敵対するのが怖いからです。

[戦士!一夢庵]より義父に当てはまる部分を引用してみます。
義父を幼児期魂だと思う根拠は以下の部分です。
幼児期の魂を持つ人たちの特徴として、社会的規範を遵守する善良な市民であることで、社会的規範を熱心に遵守し、周りの人たちにもそれを強要する傾向があることである。
優等生のように善良であることを望み、伝統的な社会を好み、自分の考えを持たず権威者に最終決定をゆだねるという行動を選択するとのことである。
(引用おわり)

長男教が骨まで染み付いている義父は、自分の頭で考えたことが無いことを、「昔からずっと皆がしてきたように、自分たちもこうあるべき」と信じ込んでいます。

義父を奉仕者魂だと思う根拠は以下の部分です。
「影からこっそりとコントロールすることが得意で、自分が最も良いと思う方向に情報を操作することを好む傾向がある。」(引用おわり)

息子の嫁に見捨てられて悲惨な老後を過ごしている近所の老夫婦を見て、義父は危機感を覚えたのでしょう。
息子の嫁に見捨てられたら可哀想なことになるという実例を示すことによって、私の同情を引く作戦かな。

しかし、義父は自分にとって都合の良いことしか言わず、私に対して明らかな情報操作をしています。
出て行った息子の嫁さんがどんな仕打ちを受けていたのかを語りません。
自分を弱者のように見せながら、支配・操作しようとしています。
これは私の体験上、幼児期の奉仕者魂の典型的な行動です。


A嫁さんに出て行かれても仕方の無いような扱いを、その老夫婦がしていたことを、おそらく義父は知っているのでしょう。
その情報を隠蔽することで悲惨な老人を印象づけようとしたのだろうけど、そんなの誰にも通用しませんよね。

へー、その奥さん、よほど嫁イビリされてたんだろうねえ!
と言ったら義父はアワアワして意味不明な供述を始め、飼育しているメダカの話をしてお茶を濁し、一方的に通話終了w

義父のヤツめ、逃げおったな。
深追いはしない、面倒くさがりな賢者魂の私であります。

担任T村

2019.06.25.10:13

小学五年と六年の担任は、独身男性のT村だった。
この小学校では、まず音楽の教科書の君が代部分に小学校の校歌のプリントを貼らせ、君が代を教えなかった。
私は五年生になったタイミングで転校してきたばかりだったので驚いた。
同級生によると、新学年の教科書が配布される日に毎年やっているということだった。
当時は意味不明な出来事だと思っただけで、深く考えもせずそのままスルーしていた。

そのT村は、学級会が大好きだった。
何か問題があるとすぐ学級会。
その学級会は解決策だとかを話し合う建設的な場ではなかった。
トラブルを起こした児童を突き止めて吊るし上げて糾弾し、皆の前で言葉だけ謝らせるといもうものだった。
何の解決にもなっておらず、児童は皆ウンザリしていた。
だが、たまにはレクリエーションをするだけの学級会も開催されたので、T村は嫌われているわけではなく、むしろ人気がある教師だった。
特に男子児童たちからは人気があった。

ある日、クラス全員で何かのゲームをした。
男子児童と勝負をしたT村が負けたので、罰ゲームとして一発芸をすることになった。
するとT村は床に寝転び、
「イモムシゴーロゴロ♪」
と言いながら転げ回り、勝利を収めた男子児童を追いかけた。
皆は大笑いをしてほのぼのムード。
私も皆と一緒になって笑ったと思う。


今は、、笑えません。

何故これを今頃になって思い出し、笑えないのかと言うと……

イモムシが転げ回るのは、死ぬ時だと分かったからです。
T村は私にとってはあまり印象の無い担任でしたが、瀕死で苦しんでいるイモムシを笑い物にしたことを思い出したので、今頃になって(あいつはクソ教師だ)と腹が立ってきました。
あと校歌で君が代上書きも。
今更だけど、許せん。


そんなことよりも。
アオムシ10兄弟のうち2匹が死にそうです。
昨日から見守っていますが、ダメかもしれません。

蝶になるまでにはいくつもの難関があるんですね。
今まで何も知らず、暢気に蝶を眺めていました。
凄まじい試練を耐え抜いてきた生き物なんですね。

残念脳

2019.06.19.05:34

昨日エピソード記憶のことを書きましたが
「詳細を記憶している私は記憶力が良い」
と言ってるわけではありません。

私は感情を伴う個人的な記憶ばかり得意ですが、勉強はさっぱりです。
記憶した時、感情的になっていたということで
その記憶が正確かどうかもイマイチ怪しいです。
客観性が無いからです。

系統立てた論理を組み立てるのは苦手です。
モノゴトを立体的に理解出来ません。
物語のような、流れに沿った平面的な話しか私には分かりません。
あまり複雑になると分からなくなります。

これに対して、エピソード記憶が苦手なバブは勉強が出来ました。
多分今も勉強は得意です。

バブは私と違って、立体的な理解の仕方をしているような気がします。
バブの話し方は、私には分からないこととか、置いてけぼりになることがよくあります。

例えるならば、展開図を言葉で説明するような話し方というか。
「どことどこが繋がってこういう立体になる」
という全体像が分かっている前提でそういう話し方になっているのかな?
立体とか全体像を把握・理解出来ない私には何のことか分かりません。

日本語の語彙量はバブより私の方が多いです。
当たり障りの無いお礼状を書かなければならない時、角を立てずに断る必要がある時などは、私が担当です。
(バブがやると当たり障って戦争になる)

私の方が脳のOSが何世代も古いような気がします。
私が昔のワープロなら、バブは新しいMacぐらいの差がある気がします。

エピソード記憶の多寡と脳力に関連性はあまり無いと思っています。
むしろ、私は枝葉末節ばかりクローズアップして本質を見失ってるので、脳力の無駄遣いをしているようです。
暗記はしているがそれを活用できない。
幼児が上手に英語の歌を歌っても、音として真似をしているだけで英語を理解しているわけではないから英会話が出来ないのと同じようなものです。
実に残念な脳であります。

バブと私は得意なことがまるっきり違うので、これに優劣を付けるのは無意味ですが、バブには私がまどろっこしい脳足りんに見えているだろうなあ……と、時々思います。

まあ、お互い補完関係にあるということで。

バブの子供時代のエピソード記憶がほぼ無いことで不便なことといえば、義母がバブに「あんなにいっぱい連れて行ってあげたのに!」とか「あんなに一生懸命やってたのに、なんで覚えてないの?!」とか騒ぐぐらいですかね。


それから、バブは人の顔と名前が覚えられません。

ある時、バブは他社と共同で仕事をすることになり、担当者と顔を合わました。
バブと担当者が「はじめまして」と名刺交換をしていると、お互いの部下が動揺しました。

「ちょっと待って下さい、二人ともこの一年で3回ぐらい会ってますよ。」
「まさか、覚えてないんですか?」

それでバブとその人には、他人の顔と名前を覚えることが超苦手という共通点があることが分かりました。

その時以来、バブは名刺交換したら、裏に名刺交換した日付と、身体的特徴をメモ書きすることにしています。
「臭ハゲ」とか「デブハゲ」とか「キモハゲ」とか。
そうしていたら「あのハゲか」とかほんのりと思い出せるようになったらしい。
てか、ハゲ率高いな……

ちなみに、その他社の担当者は、人の顔と名前を覚える脳力が極端に乏しい代わりに、ある分野に脳力が偏って強化されている凄い開発者なんだそうです。
バブでは到底考えつかないような発想力があって、一緒に仕事するのは大変だが、仕事上ではかなり刺激的な人物だということでした。
脳力を活かせる仕事ができるのは幸福なことですね。

プロフィール

あやにゃん

Author:あやにゃん
成人期 4 賢者
バブちゃん(夫)
成人期 3 王
ルル(光の犬)のこと書きます。たまにルルも原稿を執筆します。

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